昨年、いつもお世話になっている30歳以上離れた先輩とお食事をさせて頂いている時に、その方の電話が鳴りました。電話の相手の話声は聞こえませんでしたが、そのお方は「今、友達とご飯を食べているよ」と、仰っていました。
その時に僕は恐縮しました。友達だなんて恐れ多くて、むしろ自分が尊敬するお方ですので、どんな表情をするべきか分からず、それから「友達」の定義ってなんだろう? と、考えるようになりました。
「友達に年齢なんて関係ないよ」と、仰る方々も多い中、ずーっと、年上は先輩、年下は後輩、同い年は友達。と、思ってきたものですから、僕自身が年上の人に対して「友達」と括るのは失礼に当たるような気がするのです。
よく尋ねごとをさせて頂く、勝野社長に質問に参りました
「勝野社長、【友達】ってどういう人のことを指しますか?」3ヶ月程前に尋ねてみました。
「同じ志(思い)を持っている人のことじゃないかな?」
「そこに年齢は関係ありますか?」
「関係ないと思う」
「では、勝野社長は年下から【友達】と言われても嫌な気分になられる事はありませんか?」
「自分の好きな人なら嬉しいと思うよ」
と、いう事でした。友達とは同じ志(思い)を持った人の事を表現する言葉でした。
僭越ですが、友達と呼んで頂けた事を有り難く思いました。まだまだ自分から年上の方に向かって【友達】とは言えませんが、心の中で有り難く受け止めていこうと思います。
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