トイレを素手で洗う

こんばんは。先日、倫理法人会の研修で静岡県は御殿場市にある「富士高原研修センター」略した「富士研」に2泊3日の研修に参加しました。

内観をブルブルと震えさせる様な研修で、学びの多い3日間でした。お土産話はうんとありますので、もし気になった方は聞いてください。笑

多くの研修のプログラムの中でも、帰福してから持ち帰り実践をしているのが、タイトルにもある「トイレを素手で洗う」というものです。

トイレを素手で洗う。というのは、ブラシやウエットシートを持って磨いたりするということではありません。便器の中に手袋をはめず、スポンジを持たずに手で擦る。というものです。

トイレを磨いていながら、実は自分の心を磨く(綺麗にする)。というのはよく言ったもので、何日も素手で磨いていると元々心の中に有った「汚い。触りたくない。」という気持ちが慣れの影響からか無くなっていくのです。

要するに心の中に有った自分の邪念を、トイレを磨くと同時に拭き去ることが出来ていました。

これは、トイレが新品だから、いつも掃除していて綺麗だから、ということではないのです。確かに心が綺麗になっている。という事だと感じています。

その邪念を捨てれた事で、自我(プライドや張る必要の無い意地)を払拭して、ふんわりとやわらかで澄み切ったはりきった心」(幼な心)を取り戻した様な気がします。

身の回りの人や物にも感謝の感情が芽生えて、「自分は生かされていて、誰1人の助けを受けずに生きていくなど到底出来ないのだ。」と、心底痛感しました。

命のもとである親。むしろ私自身の命である親に対して親愛します。親を大切にして、兄弟を大切にして、家族を大切にして、友人を大切にして、会社を、地域を大切にしていきたいと思います。

*ここで言う友人とは、僭越ですが諸先輩方、後輩を含んでおります。

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